融資情勢と中古アパートの物件価格
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
ファミリーエージェントの村田です。
今回は「融資情勢と物件価格」についてお話致します。
昨年から今年にかけて、融資情勢が厳しくなってきており、
よくお客様から頂くお話として「価格が下がってきているのではないか」
といったお話をよくお受けします。
収益物件等不動産に関しては、価格帯が大きく、
購入に金融機関からの融資が密接にかかわっている為、
融資情勢によって価格相場の変動がございます。
ただ、中古アパートに関しては、
そこまで変わっていない印象がございます。
理由の1つは「土地値に近いこと」です。
以下、「土地代データ」という土地の公示価格に関するサイトによると
一都三県の公示地価の推移は以下の通りです。
上記の表をご覧いただいた通り、
「土地値」に関しては、平成バブル以降、
情勢・景気によって価格の変動が少ない為、
情勢・景気の変化によって大きく左右されにくいと考えられます。
土地値に近い中古アパートに関しては、
上物価格がほとんど出ていない為、融資情勢に左右されにくい土地値での
価格付けが見込めます。
実際、当社取り扱い案件に関しても、1年半~2年前に取り扱っていた物件と、
現在の物件での利回り相場や販売価格の条件はそこまで大きく変わってはいないように感じます。
もう1つ「高利回り物件」に関してですが、
土地値が張らないが利回りが高いという物件の場合の中古アパートですが、
こちらは下記のブログ記事のように、利回りの高さで物件は
売れているように感じます。
中古アパートの場合、賃料が底値に来ていることから、
収益低下の幅が少なく見込め、利回りもすでに高い状態での購入検討が可能です。
土地値に比べて相場に左右されやすいところはあるものの、
大きく価格を落とす必要性は少ないのではないでしょうか。
上記から「中古アパート」は比較的融資情勢の変動によって、
価格の大きな増減は少ないかと存じます。
融資情勢によって、取り組みやすさは変化していきますが、
そもそもの物件価格の変動が少ない為、
資産形成目的の方にオススメしております。
投資ですので、融資が出る物件でも、
儲かる物件なのか儲からない物件なのかの判断が不可欠です。
資産形成を目的に不動産投資を検討されている方、
お気軽に当社までご相談ください。
最後までご覧いただきありがとうございます。