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物件の傾きについて

ファミリエージェントの森です。

本日は物件の傾きについて記載させていただきます。



 

低層のアパートはマンションと比較すると物件が傾く確率が高いと言うわれております。
その理由として、基礎の根入れのが浅い事や建物の規模によっては構造計算が義務付けられていないことなどが挙げられます。

実際に建物に傾きがある場合に、どの程度であれば許容されるかの判断基準は住宅品質確保促進法70条「住宅紛争処理の参考となるべき技術基準」が目安となります。

目安は以下の通りです。
セーフなライン:3/1000㎜未満の匂配の傾き
アウトなライン:6/1000㎜以上の匂配の傾き
3/1000㎜以上6/1000㎜未満の場合は瑕疵が存在する可能性は一定程度存ずる。
6/1000㎜以上の傾きがある場合は入居者の方に建物が原因で健康被害などで訴えられた場合、裁判で負ける可能性が高まります。
その為、6/1000㎜以上の傾きがある建物の購入は見送って頂いた方が良いかと思われます。

傾きのチェック方法
・レーザー墨出し器
・デジタル水平器
・下げ振り
・iPhone

iPhoneを所有されている方は多いと思いますので、誰でも気軽に測定可能です。


購入した物件に傾きがあった場合は大きな損害が発生する可能性がございますので、購入を検討している物件の傾きの確認は怠らずに
実施した方が良いポイントの一つです。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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