築年数が古いと人が住まないのか
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
ファミリーエージェント香取です。
本日は、「築年数が古いと人が住まないのか」
という事に関して、私なりの考えを、データを使いながら
ご説明させて頂きます。
先月のSUUMOジャーナルにて、
住まいの不満、トップは「築年数が古く、傷んでいる」
といった記事が出ておりました(下記参照)
http://suumo.jp/journal/2019/01/25/161975/
しかし、記事を読んでみると、アンケート回答で
最も多かった回答が「特に不満な点はない」で63.6%
となっておりました。
(不満点トップの「築年数が古く、傷んでいる」は19.8%でした)
また、上記記事が出た1週間後の記事では
中古住宅、「きれいであれば抵抗はない」39.8%
と、築が古い中古住宅を欲しい人は少数派であるという
印象を受ける題名の記事がございました。(下記参照)
http://suumo.jp/journal/2019/01/31/162112/
しかし、記事を読んでみると、以下のように記載されている箇所がございます。
”住宅購入する場合の重視点は「購入金額」が60.0%でトップ。
賃貸で重視する点においても「家賃」が71.8%と、経済面が重視されている”
SUUMOという媒体の主な収入源が、実需の新築を販売する会社からの広告収入である為、
記事の題名が新築よりになってしまうのは仕方ないとは、個人的に考えておりますが、
アンケート結果を見てみると、理想の住まいより「お金」が重要であるといった印象を受けます。
平均年収は横ばいに対し、社会保険料の増加や増税、インフレにより、可処分所得が
年々低下してきている日本において、根強い新築神話から、
「築が古くてもそれ以上にお金を重視する」に変化してきているのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ファミリーエージェント香取