【キャッシュフロー+元本返済>資産価値下落を意識する】
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ファミリーエージェント香取です。
本日は【キャッシュフロー+元本返済>資産価値下落を意識する】についてです。
不動産投資を始められる方の多くは金融機関からの借入をして
始められる方がほとんどでございます。
融資条件については、金利1%台~3%台、元利均等返済がほとんどのため、
当然金利は低いに越したことはないです。
例)----------------------------------------------------------
①価格5,000万円 利回り7.5%
金利2%・融資期間30年・融資額5,000万円
家賃収入: 約375万円
年間返済:▲約221万円
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年間収入: 約154万円
5年後残債: 約4,386万円
②価格5,000万円 利回り8%
金利3.6%・融資期間30年・融資額5,000万円
家賃収入: 約400万円
年間返済:▲約272万円
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年間収入: 約128万円
5年後残債: 約4,492万円
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①の方が、利回りが低いのに、CFが出て、残債の減りも早いため、
純資産が増えているように見えます(差額=236万円)内訳:130万円(5年累計CF)+106万円(残債)
しかし、②の資産価値が下がらず、①の資産価値が差額分以上下がる場合、
②の方が純資産が増える投資となります。
加えて、資産価値の下落が純資産の増加より多いと、保有し続ける必要があり、保有リスクも伴います。
(借り入れを起こしてレバレッジを効かした投資となる以上、損切りの額も大きくなり、中々損切りは難しいです)
保有し続けるしかないので保有し続けるのと
いつ売却しても利益確定できる状態で保有し続けるのとでは
投資のリスクが異なってきます。
キャッシュフロー+元本返済は、純資産増加において、重要な要素ですが、
それ以上にキャッシュフロー+元本返済>資産価値下落を意識してみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ファミリーエージェント 香取