【築浅物件の注意点】
いつもブログをご覧頂きありがとうございます。
ファミリーエージェント香取です。
本日は【築浅物件の注意点】について、
お話しさせて頂きます。
築浅物件のメリットとして
・新築プレミアム価格&賃料ではないためお得感がある
・築古物件と違って、まだまだ稼働するイメージがしやすい
・築古物件より良い融資条件で購入が可能
といった事が挙げられるため、弊社取扱い物件においても、
築浅物件へのお問い合わせは多いです。
実際、上記のメリットは悪くないことなので、築浅物件の注意点さえ
気をつければ、悪くないのではないでしょうか。
それでは、築浅物件の注意点を説明していきたいと思います。
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【築浅物件の注意点】として
・屋根・外壁等の大規模な修繕の状況
・賃料推移
・売却想定価格
といった事が挙げられます。
・屋根・外壁等の大規模な修繕の状況
屋根・外壁等の大規模な修繕は、10~15年に一回はした方が良いと言われております。
新築アパートを購入した人は、大きな修繕の必要性がないため、
購入に至ったという方が多いため、築浅物件の場合、されていないケースがございます。
・賃料推移
具体的に【上大岡エリアシングルタイプアパート】で見ていくと
築5年~15年
築20年以上
といった具合に推移しており、
家賃5.8万円/月→4.5万円/月となっております。
仮に上記の賃料のように推移し、
戸当たり家賃5.8万円/月、1K×6戸、築15年、価格4,640万円、利回り9%の物件を
金利2.3% 融資額4,640万円、融資期間25年、運営費・空室損約23%で運営した場合、
当初
家賃 約417万円
運営費・空室損 ▲約 96万円
返済 ▲約244万円
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税引き前手残り 約 77万円
となっていたものが、10年後には以下のような
運営収支になる可能性がございます。
家賃 約324万円
運営費・空室損 ▲約 74万円
返済 ▲約244万円
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税引き前手残り 約 6万円
・売却想定価格
築浅物件売却の場合、家賃下落と利回りの上昇両方を
加味する必要があります。
先程の条件で10年後に利回り10%で売却する場合
3,240万円(残債約3,095万円)となり、
売却時の諸費用4%と想定すると、約130万円、
建物割合4割(4,640万円の4割、1856万円)と仮定し、
売却価格3,240万円-(土地価格2,784万円+売却時諸費用130万円)
=326万円×約20%
=65.2万円(譲渡所得税)
となり、
売却価格3,240万円-売却時諸費用130万円-残債3,095万円-譲渡所得税65万円
=売却時手残り-50万円
となります。
特に築浅物件の場合、次に購入を希望される方は、築古物件の融資を想定するため、
高い利回りでないと売却可能性が低くなります。
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築浅物件のメリット
・新築プレミアム価格&賃料ではないためお得感がある
・築古物件と違って、まだまだ稼働するイメージがしやすい
・築古物件より良い融資条件で購入が可能
上記メリットは、実際かなりのメリットですので、賃料下落・売却時利回り上昇まで織り込んで
収支が回る物件であれば、良いのではないでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
ファミリーエージェント香取