様々な目標で目的が見えなくなる
ファミリーエージェント三上です。
不動産投資を始めるお客様の当初の目的が検討を進めるうちに見えなくなっている方が多く見られるようです。
不動産投資に興味を持ち、書店で有名大家の書籍を購入したり、一回数万円の有料セミナーや個別相談会に参加したり
大家会に参加したり、資産形成でお金をもっと増やしたい願望から積極的に情報収集される方は多くおりますが
そんな中一部のお客様は本来の目的が見えなくなり、間違った物件購入に至っているケースが多いです。
不動産投資を始めるからには儲からない物件はNGです。
儲かる物件とは購入時に指値をして購入することでは無く
運用中にたくさんキャッシュフローを得ることでも無く
購入したその物件を運用し売却して出て行った費用を引いて初めてそこで儲かったかどうかが決まります。
単純な話、出口を見据えてって事ですね。
書籍やセミナー、大家会の情報を見たり、聞いたりすると
利回り12%以上の物件を購入
や
自己資金を使わずに購入
や
資産管理法人を設立して購入
や
消費税還付できる物件を購入
などなど、一見、良さそうに見える方法をご紹介していますが当然購入する物件次第ですね。
上記に挙げたやり方も儲かるのであれば実行すべきでしょうが
結局、そっちに頭がいってしまい、購入する物件の精査が不十分な状態で購入を決めてしまい
「最終儲からないだろうなー」と思ってしまう物件を購入してしまった(させられた)状況を多々目にします。
単純に不動産業者(担当)の思うがままに誘導されてしまったのだと思います。
投資を始める方の多くは収益不動産のプロではありませんので
その提案が嘘なのか本当なのかは中々すぐにはわからないでしょう。
とは言え最低限の勉強はすべきですし、通常想定し得る事は確認するべきです。
最近のシェアハウス問題やこれから問題にあるであろう地方RC問題(共にスルガ融資)に関しても購入前に踏みとどまり
少しでも検証してみれば騙されずに済んだかもしれません。
不動産は高額な買い物です。
最近はお客様がその感覚もなくなってしまっている気がします。
一歩間違えれば、取り返しのつかない事になってしまいますので
ご心配であれば当社のセミナー・個別相談を是非ご利用ください。