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新築アパートと積算価格
いつもブログをご覧頂き、ありがとうございます。
ファミリーエージェントの香取です。
本日は「新築アパートの積算価格との乖離」について
お話しようと思います。
積算価格と築後経過年数の関係は以下の通りと
日本不動産鑑定士協会連合会のデータで発表されております。
当たり前ですが、建物価格が下落していきます。
また、銀行の評価基準で使われる事が多い
再調達価格の目安はざっくり以下の通りです。
木造 14万円/㎡
軽量鉄骨 14万円/㎡
鉄骨造 16万円/㎡
RC造 18万円/㎡
木造を坪単価にすると、約46.28万円/坪になり、
木造新築アパートの場合、1年あたり約2.1万円/坪の物件評価が
積算価格的視点で下がってしまいます。
加えて、現在の市況で新築1Rアパートを建てる場合、
戸あたり500万円が一般的で、1戸20㎡だとすると、約82.64万円/坪となり、
どうしても割高になってしまいます。
そうなると、売却時はどうしても利回りをアピールポイントとして
売り出す必要性があり、新築の場合、家賃下落が少ないであろう物件を
購入することが必要となります。
今後、物件のご検討をする上で役に立てたらと存じます。
最後までご覧いただきありがとうございます。