銀行の融資にまた異変が…?
お世話になっております。ファミリーエージェントの堀内です。
今年に入ってから徐々に融資を絞り始めていた銀行融資ですが、
今までは所謂プロパーローン(事業性融資)として貸し付けをしていた地銀・信金の締め付けがメインでしたが、
ついにアパートローンまで融資基準に変化が出始めました。
今まで融資を締めてきた金融機関は、
金融庁からの指導や一法人一銀行スキーム等による抑止的な意味合いで
「融資額」に対して締め付ける銀行が多かったのですが、
今回を条件見直しになった銀行は「金利」の部分の規制がメインになっています。
具体的には今まで1%台後半で融資をしていた商品が金利2%台前半まで引きあがったという物です。
(それにともない他の融資条件にもやや変動がありましたが割愛します。)
今回の融資条件の見直しの経緯としては、
当然といえば当然なのですが、
プロパーローン(事業性融資)で金利1%台で積極的に融資をしていた他行が融資を引き締めている。
→他行との競争がなくなった為、利益体質強化の為、本来の金利に戻す動きを出しているといった形です。
元々、新築や築浅のアパートへの融資を古くから積極的に行っていた銀行でしたので、
金利見直しの不動産価格に対する影響も大きいのではないでしょうか。
とはいえ、私感で言えば、
融資バブルであった一昨年・去年頃の融資条件が異常だっただけで、以前に戻った。という印象です。
今後、新築物件や築浅物件を買う際は、
収支が厳しくなりやすい為、今まで以上に注意が必要です。
本日は最後までお読みいただきありがとうございました。