お部屋を開けたらごみ屋敷
ファミリーエージェント三上です。
前回お届けしました、家賃滞納の件ですが
/column/yatintainou/
実は現在も進行中です。
ようやく入居者側と連絡が取れ、管理会社によってお部屋を開錠したのですが・・・
こんな感じでした。。。
この物件はメゾネットタイプの3DKの間取りです。
玄関部分でこの有様ですと、先が思いやられます。
不動産投資の運用をしていると、稀ではありますがこのような「ごみ屋敷」に出くわすケースもございます。
※たまにテレビで「ごみ屋敷」を綺麗にする番組などもありますが、当事者(オーナー)側はたまったもんじゃありません。
このアパートのケースで言うと、連帯保証人のお兄様が残置物の処理代を負担してくれる約束(どうなるかはわかりませんが・・・)を
してくれてますので、まだましですが、良くあるケースで言うと、「夜逃げで部屋を開けたらごみ屋敷」なんてケースで言うと
意外とごみ屋敷の処理はお金がかかります。
過去の実際のケースで言うと、今回の物件よりも小さい「2DK:約40㎡」の間取りのごみ屋敷で処分費用はざっと5・60万円
ごみの種類にもよりますが、かなりの費用が掛かります。
また、ごみ屋敷の場合、水回りなどを長年使っていない為、配管が錆でダメになってしまっていることもございます。
そうなると、ごみ処理費用のほかに配管・水栓交換など余計な修繕費用も掛かってきます。
この修繕費用に関しても長期入居の場合、全額回収できない場合も多く、原状回復費用もかなり高額になってしまいます。
ごみ屋敷になるまでには当然ある程度の時間はかかります、オーナーチェンジで収益物件を購入する場合
レントロールで長期入居者がいたら、現地確認時にベランダなどからお部屋の様子を確認するなど、多少疑ってかかったほうが良いかもしれません。