割引率の実用方法と『NPV』について
いつもブログをご覧頂き誠にありがとうございます。
ファミリーエージェントの堀内です。
前回の記事で「割引率」という概念について話してみました。
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/column/yoibukkensagasi/
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「割引率7%」で考えている方が
150万円で毎年10万のキャッシュフローが生まれ
10年後に150万円で出口が取れる投資をやるべきか?やらないべきか?
という問題を書かせて頂きました。
「お金の時間的価値」という概念を持っていない方ですと、
「儲かるんだったら、当然やった方がいいんじゃない?」
となりそうですが、
これに時間的価値を当てはめる必要があります。
一度「NPV」の説明はおいておいてこれを計算していきます。
1年目のキャッシュフローは現在の93%の価値なので9.3万…
2年目のキャッシュフローは現在の更に7%の割引が入るので86.49%…
とやっているとながったらしくなるので、
エクセルで計算した表が下記です。
こちらで正味現在価値(NPV)と書いてあるのが将来の「時間的価値(割引率)」考慮後の儲けとなります。
ですので、冒頭の質問の回答としては、
「この投資をすべきでない」という判断になります。
とはいえ、以前のブログで書いたように
この「割引率」を出すのは個人投資家の方の場合難しい為、
どちらかというと投資期間・投資額の違ういくつかの投資を比較して運営していくために利用するという方法が
実用的かと思います。
次回はこの投資期間・投資額の違う投資の比較をどう考えるのか?
といった部分のご説明をさせて頂きます。
本日も最後までお読みいただき誠にありがとうございました。