アパート・マンション自転車置き場
ファミリーエージェントの永瀬です。
共用部がキレイなアパートやマンションは良い印象を受ける為、
入居者属性も良い方が入るような傾向が強くなります。
アパート・マンションの共用部は、自転車置き場・廊下・ゴミ捨て
場等が代表的です。
人の心理としてキレイなものはキレイに使い、汚くなってくると
雑に扱うようになってきます。
共用部が荒れている物件を入居者がわざわざキレイに使おうとは
なかなか思いづらいものです。
しかしメンテナンスや整備を行うことで、共用部をキレイに保つ
ことは可能です。
最近は自転車を所有している入居者も多く、自転車置き場が
自転車でいっぱいになっているアパートも見かけます。
明らかに乗っていないと思われる自転車は貼紙等を行い、
~月~日までにと周知を行います。
また駐輪スペースも限りがある為、複数台所有している入居者
には2台目以降は室内に保管してもらうなど周知を行い、
駐輪許可シールを配布することにより入居者の自転車の管理
を行うことができます。
物件によっては、駐輪スペースが十分に確保できていない
アパート・マンションや、道路から共用部へのアプローチが
階段にの場合などは、物件前面の道路に自転車を置いてしまう
入居者もいます。
敷地内ではない為、自転車の盗難や転倒などは自己責任に
なりますが、前面道路が狭い物件などは特に通行の妨げになり
ご近所迷惑になり苦情・トラブルの原因になります。
弊社の再生物件として駅距離徒歩18分の物件では、
全16戸室と部屋数も多く、自転車の台数も多く、アパート前面に
カラーコーンと駐輪禁止の貼紙にて周知を行っています。
お金を掛けて駐輪スペースを工事したわけではありませんが、
道路に停められていた自転車は敷地内に駐輪され、
16戸満室賃貸中です。
利回りばかりに目が行きがちですが、近所とのお付き合いも含め、
物件取得時の整備一つで今後の賃貸運営も変わって行く
のではないでしょうか。