「不動産投資の甘い罠」
ファミリーエージェント三上です。
先日、ダイヤモンド社から「不動産投資の甘い罠」との特集記事が掲載されたおりました。
内容としては「相続・副業の欲望につけこむ 不動産投資の甘い罠」と題して
【あなたのみならず、親や実家も狙われている──。今、相続税の増税や将来の年金不安を煽って、賃貸アパート建設やワンルームマンション投資を勧める業者が数多い。だが果たして、期待通りの果実は得られるのだろうか。そこで本誌は複数の業者の資料を入手し、独自に徹底分析を試みた。】
との内容で、中身は大手の営業手法・内容を解説し、不動産投資の実態を紹介しております。
大手は社名を公表され、中小の業者もほぼ社名が特定できるほど公開されております。
誤った不動産投資に進まぬよう、このような記事がでてお客様自身が真剣に考えてくれるといいですね。
ただ、この記事もまた、一部の記者が短期間で取材した内容に過ぎず、全てを鵜呑みにしてしまうのもリスクがあります。
記事には不動産会社の代表が解説者的な立場で「正しい不動産投資」を説明しておりますが、この業者こそ「二重売契」や「私文書偽造」を繰り返しお客様に儲かりもしない物件を押し付けていると聞いております。
記事では新築アパート建築や新築1棟アパート、中古1棟アパート・マンション、新築区分マンション、中古区分マンションなど様々な分野の内容を解説しておりますが内容的に「サブリースの内容」や「賃料下落について」「運用経費」など当たり前の解説をしているだけに過ぎません。
当然、賃料を下がらない前提や運用経費をみていないシミュレーションをお客様に提出する業者も業者ですが、購入する買主側も容易に想定できる項目に関しては
当然確認・想定する必要はございます。
このような間違った不動産投資が世の中に広がらないよう、不動産業者もお客様もしっかり勉強することが必要ですね。