除草と防草シート+砂利引き
ファミリーエージェントの永瀬と申します。
アパートの維持管理の一つに雑草の除草があります。
敷地内がコンクリートではなく土や砂利のある物件では
どうしても雑草が生えてきてしまいます。
特に南側で日当たりの良い物件は梅雨時期の雨でどんどん成長し、
夏時期には腰~胸ぐらいの高さまで大きく成長することもあります。
雑草だらけの物件はほったらかしのように見える為、
見た目も悪く良い印象は受けません。
ベランダを開けると雑草ジャングルのような物件は
避けたいものです。
仮に満室賃貸中の物件であったとしても、共用部が汚いという理由で
退去につながってしまう可能性も考えらる為です。
また他のリスクとしては近所からの苦情や
猫の糞尿などの臭いなどが考えられます。
除草の方法としては、除草剤を散布したり、
防草シート+砂利引きなどを行います。
共用部への砂やほこりを考えると、除草した上で
砂利を引いた方がコストはかかりますが見た目の印象は良く、
雑草も生えづらくなります。
防草シートを引かずに砂利だけで埋めることを考える方も
いらっしゃいますが、砂利だけの場合は重みで砂利が地中に埋没し、
少しでも土が出るとそこから雑草が生えてきてしまいます。
防草シートは地面との縁切りのような役目を果たし、
長期に砂利をキレイに保ち雑草を抑えらる為に有効です。
防草シートもいろいろな種類があり、ホームセンターなどで
よく見られる黒のメッシュのものをイメージされる方も
多いのではないでしょうか。
《織布タイプ》
基本的に安価ですが、シートの隙間から芽出したし、
突き抜け性の高いチガヤ、スギナなどは防ぐことはできません。
《不織布タイプ》
織布タイプと比べて割高になりますが、
チガヤやスギナなどの強害雑草を抑えることができます。
(薄手のシートは除く)
弊社でも物件に応じて、雑草抑制シートとして
デュポン社「ザバーン®」を使用したケースもございます。
■施工中
見た目は水を通さないように見えますが、優れた親水性と
耐候性を持ち、河川敷や線路脇の法面など様々な場所で
十数年にわたる実績がある防草シートです。
■完了
物件のメンテナンスや物件購入の際に指値が通った場合など、
「防草シート+砂利引き」を検討してみてはいががでしょうか。