投資をする際に大切な「時間」という概念について
いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
ファミリーエージェントの堀内です。
前回の記事で不動産投資を始める場合、
「良い物件」を探し求めて買えない日々が続くと逆に損をしている可能性がある。
という内容を書きました。
↓↓前回の記事はこちら↓↓
/column/yoibukkensagasi/
これは時間の経過と共に投資機会を喪失していることが原因なのですが、
「買う」「買わない」という大きな選択でなくとも、
投資には「時間」というキーワードは常につきまとう非常に大切なものとなります。
例えば、
1000万の自己資金を投入して5年後に2500万になるAとBという別々の二つの投資があります。
ここまではどちらの投資も同じ投資内容にしか見えませんが、
収支内訳として、
Aは 1年目…500万 2年目…500万 3年目…500万 4年目…500万 5年目…500万
Bは 1年目…0 2年目…0 3年目…0 4年目…0 5年目…2500万
というそれぞれ収支構造が違ったとします。
この場合、どちらの投資が有利でしょうか?
結論からいえば、Aです。
Aの投資をした場合、
2年目で既に1000万円が回収できている為、ここで同じ投資(仮にC)を追加して行う事が可能ですので、
1年目…500万(A) 2年目…500万(A) 3年目…1000万(A+C)
となり、
3年目には1年で1000万がたまっている為、またまた同様の投資(仮にD)が行える為、
4年目では1500万(A+C+D)が溜まり…
と投資で得た収支を再投資出来る為、その後の投資収支はBと比べて非常に高くなります。
わかりやすくするために極端な例を出しましたが、
不動産投資でも、ここまで如実ではないものの非常に大事な考え方となります。
これを「お金の時間的価値」などと言います。
上記で説明した「再投資の機会損失」以外にも「死亡リスク」や「インフレリスク」など様々な要因で
時間的価値は判断すべきなのですが、長くなってきましたのでまた次回の記事で続きを書こうと思います。
本日は最後までお読みいただき誠にありがとうございました。