賃貸運営と新駅・延伸計画
いつもご覧いただきありがとうございます。
本日は鉄道の新駅開業や延伸計画についてお話しさせて頂きます。
昨年11月末、相鉄線とJR線の直通運転のため「羽沢横浜国大」駅が開業したことはご存知の方も多いでしょう。
相鉄線はこれまで横浜~海老名間を結ぶ相鉄本線と湘南台駅を結ぶ相鉄いずみ野線の2路線からなっており、
新宿や渋谷など都心方面へは横浜駅を経由していく必要がありました。
しかし今回、二俣川駅からJR武蔵小杉駅まで繋げ乗り入れることで、
新宿駅まで直通でアクセスすることが可能になりました。
そのため横浜駅を経由して約1時間かかっていたところが、
約44分にまで短縮できると見込まれております。
また、東急目黒線との直通運転も2022年下期に予定されており、
開通すれば二俣川駅-目黒駅間が約38分でアクセスできる見込みです。
< http://www.chokutsusen.jp/ >
新駅の開業により周辺地域の利便性が向上するほか、
路線全体がターミナル駅へのアクセスも良くなるので
賃貸付けに対する影響も考えられます。
特に賃貸経営をされているオーナー様にとっては
地価の向上による土地の価値の上昇や家賃の上昇(下げ幅の低下)
という可能性があるのではないでしょうか。
後者の場合、月々でみると僅かかもしれませんがCFが改善するうえ、
収益還元評価で物件の価値を見た際に物件価格へも影響します。
あくまで一般論になりますので価格の上昇を保証するものではございませんが、
既に賃貸経営をされているオーナー様は
このようなタイミングで賃料を見直してみるのもよろしいのではないでしょうか。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。