完済時年齢
ファミリーエージェントの永瀬です。
金融期間の決算時期ということもあり、弊社でも
契約・決済業務が続いております。
アパートローンを取り扱いしている金融機関については
物件価格までのフルローン融資や耐用年数の過ぎたアパートにも
25年~30年といった長期融資を出してきております。
サラリーマンの資産形成の意味合いが強いアパートローンで
長期での融資が組めた場合、月々の返済額が少なくなるので
キャッシュフローは多くなります。
特に築年数が古くなった建物のついては、新しい建物と比べ、
設備の故障やリフォーム費用など費用が突発的に発生することもあり、
手元資金が多くある状態で不動産賃貸業を行えることはゆとりがあり
有利と言えます。
金融機関によっては60年から経過年数をマイナスすることで
融資期間が30年というような融資実行もありますが、
注意したいことは完済時年齢です。
アパートローンでは団体信用生命保険に加入するケースが多く、
団信の関係で完済時年齢が各融資で決まっています。
完済時年齢は各金融機関によって変わりますが、
75歳~81歳が多いです。
仮に55歳の方が不動産投資に始めたいとした場合、
融資期間が取れなくなることで長期融資と比べ
キャッシュフローは少なくなります。
不動産投資を始められる理由としては収入を得ることは
どなたでも同じだと思いますが、取り組める期間が短ければ、
使える資金が同じだった場合、目標の金額に到達するのは
難しくなります。
先日、今年で52歳になられる方が不動産投資に興味があるので
セミナーにご参加いただきました。
融資の期間があまり取れないことと、不動産投資を行える期間が
少ないことがわかりもっと早めに検討すればよかったと仰っておりました。
不動産投資を始められる環境にある方であれば
早めに始めれるといいですよね。