不動産投資における修繕
こんにちは!ファミリーエージェント星野です。
本日は不動産運営をしていく上で欠かせない修繕についてお伝えします。
不動産運用は基本的に建物の部屋を賃貸することによって家賃収入を得ることが目的となります。安心して使用することができる良質な建物を提供することが安定した収益を確保するポイントとなります。
さらに言えば、賃料を入居者から得ているため入居者が安心して使用できるよう、建物の老朽化と共に定期的なメンテナンスが必要となります。
1. 建物の維持のための大規模修繕
機会設備の修理や給排水などの配管修理、外壁修理、シロアリ駆除、雨漏り修理等の費用は建物が老朽化すればいずれかは行わなければなりません。この費用は時によって100万円以上かかることもあり、大規模な修繕が続けば積立金だけでは賄えないこのともあるため、万が一に備え賃料の一部を貯蓄する必要があります。
2. 老朽化を防ぐ予防的な修繕
屋上防水やシロアリ検査、外壁の状態チェック等大規模修繕を抑えるために定期的に修繕を行う必要があります。
この定期的修繕の目安は・・・
・屋根、屋上の防水加工 :10年前後
・外壁補修、塗り替え :10年前後
・鉄部分錆加工 :3~5年前後
・機械設備等 :15~20年前後
・給排水管の修理・交換 :15~20年前後
3. 各部屋の修繕
入居者が入れ替わる際の修繕(畳・クロス・カーペットの張替え等)、クリーニング費用は入居者との特別な約束がない限り、また借主の故意や過失がなく日常生活において消耗し、老朽していったものは全て貸主負担となります。
また、退去されたのちに長期的に空室にならによう、エアコンや給湯器の買い替え、共有部分の修繕を行い建物の状態を保ち安定して賃貸付けをできるようにします。
大規模修繕を行ったばかりの中古物件を購入したとしても、定期的な修繕は必ず必要となっていきます。
修繕を怠れば建物の状態が悪くなり賃貸付けも難しく、空室も出てきます。
空室が出てくればその分収入が減り、さらに修繕にお金をかけることができなくなってしまいます。
修繕が必要ない時にこそしっかりとキャッシュフローを貯めて将来を見据えた運営が収益不動産に必要となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
星野