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建物の寿命と法定耐用年数
こんばんは。
ファミリーエージェントの小倉です。
弊社では収益不動産全般を取り扱っておりますが、特に築20年~30年前後の物件が取引の多くを占めております。
築20年~30年経過している建物の為、過去の修繕状況や建物に大きな瑕疵がないかどうか、また今後必要になるであろう修繕等、「建築物その物の寿命(耐久性)」を考慮しなければならない点と、一般的に金融機関が融資年数を決める際に基準とする「税法上の耐用年数」の二つの面を考慮して検討しなければなりません。
「建築物その物の寿命」に関して、こちらは財務省から発表されているデータを参考に↓
一般的な認識ですと、法定耐用年数の通り「木造<鉄骨造<RC造」の順に寿命が長いと認識されているかと思いますが、専用住宅か共同住宅かの用途によっても寿命は異なり、またRC造の共同住宅と木造の専用住宅を比較すると「RC造<木造」という調査結果もでているようです。
※財務省・PRE戦略検討会参照
木造だから寿命が短い。RC造だから寿命が長い。という常識も変わってきており、使い方やメンテナンス次第では、建物寿命からも懸念されがちな「築古アパート」でも中長期的な運用が見込めるのではないでしょうか。
次回に続きます!
最後までご覧いただきありがとうございました。