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地積測量図の変遷について
いつもご覧いただきありがとうございます。
本日は地積測量図の変遷についてご説明させていただきます。
物件を購入される際に「地積測量図」を確認してから
購入検討される方が多く、
実際に「土地」に関しては物件の価値を決めるにあたって
かなり影響してきます。
物件によっては、地積測量図が昭和40年代の資料しか残っていない、
直近で隣地との筆界確認も済ませ、境界が確定している等様々かと思います。
地積測量図によっては、実際の面積と大きくズレが
生じる可能性もあり、物件を購入される際には、
一度ご確認いただくべき資料になります。
下記図が、
「地積測量図」の変遷一覧表になります。
上記図をご覧いただきご理解いただけるかと思いますが、
昭和52年10月以降に求積は三斜計算が主流となり、
平成17年3月以降からは分筆の際に全筆求積をしております。
また、平成5年の法改正により、
地積測量図に境界標の表記が義務づけられております。
上記の通り、年代によって
求められる基準が異なり、地積測量図によっても
内容が異なる可能性がございます。
物件の購入を検討される際は
上記をご確認いただいた上で検討されてみてはいかがでしょうか。
本日も最後までご覧いただきありがとうございます。