不動産投資の目的は?キャッシュフロー?節税?
いつもスタッフブログをご覧いただき
誠にありがとうございます。
本日は、皆様が現在ご検討されている「不動産投資」の”目的”について
今一度、確認させていただければと思います。
普段、私がお客様とお話させていただく中で、
・年間○○万円のキャッシュフローが欲しい
・所得税、住民税の節税をしたい
などのご希望を伺うことが多々ございます。
そんな中で、
「上記が”目的”になっているのではないか」
と疑問に思うことがございます。
私の考えではございますが、
不動産投資の目的は、ただ一つで
「純資産の増加」でございます。
・キャッシュフローを貯める
・減価償却による税圧縮
などは、あくまでも”手段”でしかなく、
物件を購入し売却するまでの全体で、
「純資産の増加」が見込める物件を取得することが
不動産投資の本来の”目的”であると考えております。
また、純資産が増加したかどうかについては、
総利益が確定する「売却後」でしか判断することができません。
年間いくらのキャッシュフローが出ていようと、
売却時に、それを帳消しにするほどの損を出してしまえば元も子もないですし、
毎年いくら節税できていようと、同じことです。
その為、物件を選定する際は、
出口をある程度見据えることが重要だと考えており、
1棟アパートにおいては、
周辺の土地成約事例や、相場の利回り、賃料下落の推移
などが、売却価格の根拠となります。
購入から売却の「トータル」で考える
ということを、今一度お考えいただければと思います。
本日も最後までご覧いただきありがとうございました。