緊急事態宣言以降の市況状況
4月7日に緊急事態宣言が発令されて以降、外出自粛、商業施設への休業要請などで世の中が一変しました。
私たちも時差出勤や在宅勤務など初めての仕事の取り組みとなり当初は混乱していましたが、現状ではテレワーク、リモートワークというような勤務形態にも慣れてきて比較的スムーズに会社は回るようになってきました。
収益不動産の市況状況は4月はやはり緊急事態宣言のインパクトが大きく、金融機関も受付をストップするなどということもあり動きは止まっていたような感じがします。
物件価格の変動においては不動産の場合株式のようにすぐにマーケットに反映することはないので、4月は価格下落はあまりみられませんでしたが、この傾向が続くのであれば今月以降は下がってくると思います。
賃貸の状況に関しては店舗や事務所などでは家賃が払えず所有者が支払いを猶予するのか公的機関が立替えるのか等がニュースで流れていますが、当社はほとんどが住居賃貸のため現状では目立って未払い、滞納などの問題は出ていません。
管理物件においては賃料が割安なアパートが多くあるのですが、そのような物件は逆に入居問合せは増えています。これはアルバイトや契約社員などで収入が下がったため家賃負担が軽い物件に移る動きが出ているのだと思います。通常であれば賃貸は3〜4月上旬まで動きが多くその後は一段落するのですが。
特殊な状況ではあるものの中古アパートの運用の固さが改めて感じられます。
今月に入ってからは当社の案件においては金融機関への融資打診もスムーズに運んでいますし、取引の動きも戻りつつあります。
この状況ではありますので慎重に検討する必要はありますが、物件を取得するにはチャンスの時期になるかもしれません。
※ファミリーエージェントがメディアに取り上げられました。
経営者インタビュー番組「KENJA GLOBAL」
マーケット・経済専門チャンネル日経CNBC「時代のニューウェーブ」に紹介されました。
ニューズウィークWEB
CHALLENGING INNOVATOR|株式会社ファミリーエージェント 長渕淳