政令指定都市 利回りランキング
いつもご覧いただきありがとうございます。
ファミリーエージェントの鈴木です。
先日、健美家から次のようなランキングが発表されました。
『2019年上半期 政令指定都市 住宅系収益不動産「高利回りランキング」』
URL:https://www.kenbiya.com/ar/ns/research/yield_ranking/3705.html
このレポートによると全国の政令指定都市20都市のうち
「一棟マンション・一棟アパート」は過半数以上の都市で利回りが上昇しているそうです。
利回りは満室想定賃料を物件価格で割ることにより計算されますが、賃料の部分についてはそれほど大きく変化はしていない様です。
(cf.公益財団法人不動産流通推進センター 統計)
上記のことから利回りの上昇は物件価格の低下が考えられるのではないでしょうか。
政令指定都市とはいえ一概にどの都市も同じ状況とは言えませんが、考えられる要因として金融機関の「融資状況」がございます。
ニュースや新聞で取り上げられていた不正融資問題に加え、6月末頃にはS銀行のアパートローンが停止されたなど融資情勢が変化してきております。
※S銀行のアパートローン詳細はこちら→https://apart-toushi.com/contents/code/blog/id/342
実際に弊社のお客様から伺った話になりますが、お付き合いのある金融機関へ2,3年前にはフルローンの融資が出ていた物件と同じような物件を打診したところ、融資額の減額や期間が以前ほど伸びないということがあるようです。
利回りの上昇は投資家の皆様にとって良いニュースであると思いますが、不動産投資に融資はつきものでございます。
今の市況だからこそ物件の選定と合わせて金融機関に融資条件の目安を確認しておくのが良いのではないでしょうか。
最後までお読み頂きありがとうございました。