「修繕済み」の物件
弊社では築古のアパートを買取り、修繕を実施して投資家のお客様に販売しています。
一般に流通している、売主様が個人の物件の場合、売却までの経緯、理由によっても変わりますが
外装に関しては未修繕の状態で市場に出ているケースがほとんどでしょう。
もちろんその場合でもそもそもの価格が相場と比較して安価であれば購入に進めて良いかと思いますが
「修繕済み」の物件にはそれなりのメリットがあります。
① キャッシュアウトしない(融資条件次第)
未修繕の状態で購入した物件を運用していると早めに外壁・屋根・鉄部塗装の時期が到来します。
小ぶりなアパートでも外装塗装で100万円、戸数が6戸や8戸のアパートになってくると200万円近くの修繕費がかかります。
購入時の諸費用+修繕費となるとそれなりに自己資金を投下してしまうことになり、大型物件になればなおさら大規模修繕にかかる費用は高くなります。
直近で外装の修繕を実施している物件であれば、その分販売価格に上乗せされているとは言え融資条件次第ではその分も融資で賄えるため、余剰資金を再投資に充てられます。
※ちなみに、単年で修繕費として大きな金額を経費計上している場合、金融機関によってはその年度のみを見て収支が回っていないと判断し融資を見送られるケースもあるようです。
② 融資が好条件に
・一般的に築古アパートとなると「融資期間」が伸びにくい傾向にありますが、直近で修繕を実施しているなどの場合融資期間延長だけでなく、融資割合に関しても伸びる可能性があります。
金融機関側からしても期間や融資額を伸ばす(伸ばせる)理由があれば、行内の稟議に上げやすい為、そういったことからも修繕済みの物件は優位となります。
実際に弊社で外装の修繕を実施した物件の一部が下記になります。
全物件既に販売が終了していますが、最近新規に参入された金融機関様の条件も
弊社で物件調査を行い、必要箇所の修繕を実施した物件であれば長期の融資期間で調達可能です。
このような部分から弊社で新規に販売開始となる「修繕実施済み(予定)」の物件に関しては
非常に競争が激しく、瞬間蒸発してしまうケースが多くございます。
もちろん、修繕をしていない物件が"ダメ"な訳ではなく、それぞれにメリット・デメリットがありますので
自身の投資の目的状況に合った物件の購入に進めていただければと思います。