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ブログ

「空室対策」について

いつもご覧頂き有難う御座います。
ファミリーエージェントの柴田です。

本日は「空室対策」についてお話させて頂きます。

空室を埋める対策として賃料を下げることを
最初に考える方は多いのではないでしょうか。

確かに、賃料を下げて募集をかければ、
入居は短期間で決まるかもしれません。

しかし「空室が埋まらず賃料を下げる」ということは
年間のCFと売価にも影響するということを意識しなければなりません。

何故ならば、買い手側が物件を検討する際に
重要視しているポイントに「利回り」が挙げられるからです。

利回りは年間の満室賃料と売価で決まるため、
賃料を下げるということは売価が下がることに繋がります。

従って、賃料を下げることによって、購入した時の価格よりも低く
売却することになりかねません。

そこで賃料を下げる前に出来る空室対策として
下記の方法が挙げられます。

1.敷金・礼金等の入居者負担分を減らす
2.フリーレント期間をつける
3.広告費を出す
4.リフォーム・リノベーションを行う
5.家具・家電付き物件にする
6.外国人を受け入れる(保証会社をつける)

上記を行うことによって

・入居者が初期費用が抑えられ、引っ越しをしやすくなる
・より多くの入居希望者に検討してもらいやすくなる
 などの効果が期待できます。


例として
「プランA:家賃2,5000円」「プランB:家賃2,9000円」があったとします。


上図の場合ですと家賃はプランAより高いですが
初期費用が抑えられるプランBを選ぶ方が多く
入居が決まりやすくなる傾向にあります。

また、広告費をだすことで不動産賃貸の仲介会社は
賃貸付けを精力的に行って貰える傾向にあります。

広告費など手出しになるのは避けたい
とお考えの方もいらっしゃると思いますが
「入居が決まらず手出しになる場合」と
「手出しはあるかもしれないが、入居が決まりやすい場合」だと
リスクが低いのは後者
ではないでしょうか。


上記を纏めると、空室対策で大事なことは
・賃料を下げず、初期費用を抑えてあげること
・入居を検討し易い環境を作ること

と言えるのではないでしょうか。

最後までご覧頂き有難う御座いました。

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