「 火災保険でどこまで補えるのか 」について

いつもご覧いただきありがとうございます。

本日は、
「 火災保険でどこまで補えるのか 」
という内容についてお話させていただきます。

火災保険と聞いて多くの方が思い浮かべることは、火災による被害かと思いますが、
火災保険では、洪水による水災や強風による風災も補償されるプランがあります。

火災保険の概要については、
以前の記事でも紹介しておりますので、ご参照ください。
参考：

川沿い・海沿いの物件に水災の補償プランをつけることは
水災被害を想定しやすいという理由から多くの方が行っているかと思われます。

他方で、それら以外の地域では水災を想定しておらず、
水災の補償プランを外している方もいらっしゃるかと思います。

しかし、水災はどの地域でも起こりうるということを念頭に置いていただきたいです。

先日の大型台風は広い地域に甚大な被害をもたらしました。
その中でも、内陸の水道管があふれての浸水被害の発生も多く、
川沿い・海沿いの地域以外でも水災被害が多かったそうです。

仮に、これらの地域で水災の補償プランに入っていなかった場合、
全ての被害を自ら補う必要があります。

逆に、補償プランに入っていた場合、こうした災害も補償の範囲となっているため、
台風被害についても火災保険で補える場合がございます。

したがって、川沿いではないから水災の保険プラン入らなくても良いということではなく、
台風等の大雨による浸水にも対策しておくことで、運用中のリスクを低減できます。

以上より、先日の台風を一つの契機に、
収益物件を既にお持ちの方は、保有物件の補償プランを今一度見直していただき、
これから購入をご検討の方は、最悪のケースを想定して火災保険のプランを選んでみてはいかがでしょうか。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。