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築古物件の設備仕様変更①
いつもご覧いただきありがとうございます。
本日は、築古物件の「不人気設備」の仕様変更についてです。
代表的なものの一つに「バランス釜」が挙げられるかと思いますが、
そもそも馴染みの無い方も多いのではないでしょうか。
ダイヤルを回しながら口火をセットし、取っ手(着火レバー)を
何度か回すと種火が付き、お湯が出てくるという仕組みです。
1960年代にかけて広く普及された仕様の為、
現在の20代~30代の方は使い勝手がわからず、
お部屋探しの条件として「NG」とされる方も多いかと思います。
上記の理由から風呂釜を交換される方も多く、
弊社でご提案差し上げる機会が多いのが「カベピタ」という商品です。
浴槽交換・給湯器設置・浴室リモコン設置等で25万円前後が
費用の目安となりますので、決して安くはないのですが、
バランス釜の給湯が壊れて交換する場合でも
15万円前後の費用がかかることや、賃貸付けの優位性を考慮しても、
退去のタイミングで変更されることをお薦めしています。
また壁ピタへ修繕済みの場合、バランス釜の排気トップで以下の写真のように見分けが付く為、
現地確認の際に「バランス釜」のままであることが考えられる部屋は
将来的にかかる費用を見積もっておくと良さそうです。
尚、LPガス供給の物件であれば「LPガス業者」からの設備貸与という形で
所有者の持ち出しなく変更することもご検討いただけます。
物件の収支に影響する管理・修繕についてもお気軽にご相談ください。