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首都圏築古物件の融資額と税前キャッシュフローの関係

首都圏築古物件の融資額と税前キャッシュフローの関係


いつもご覧頂きましてありがとうございます。
ファミリーエージェントの佐藤です。


不動産投資の目的として、

〇資産形成をして退職後の私的年金にしたい
〇不動産の規模拡大をして早期リタイアをしたい


そのために『年間〇〇万円くらいのキャッシュフローが欲しい』
という目標を立てる方が多くいらっしゃいます。

しかし、そのためにはどのくらいの規模の不動産を購入すればよいか
漠然としている方もいらっしゃるかと思われます。


そこで、本日は弊社がご紹介しております首都圏の築古物件において
「どのくらいの規模まで拡大すれば目標のキャッシュフローが達成できるのか」
およその概算がわかる計算方法について記載させて頂きます。



不動産投資のシミュレーションは

税前キャッシュフロー=満室想定賃料収入―空室損・運営費(約20%)―ローン返済   


でキャッシュフローの概算を出すことができます。
この際、1都3県の築古物件ですと「物件価格の約2%前後」が
税前キャッシュフローの一つの目標
と言われております。


【例:価格5,000万円 利回り9%】
<金利2.9% 期間30年 フルローン>の場合

収支シミュレーション
満室想定賃料収入:    約450万円
空室損・運営費 :    -約 90万円(20%想定)
ローン返済     :    -約250万円
――――――――――――――――
税前CF       :     約110万円

110万円÷5,000万円×100=2.2% という試算になります。


仮にフルローンで物件を購入した場合、
物件価格=融資額となるため、目標とする年間キャッシュフローに÷0.02をすることで
目標の年間キャッシュフローを得るために必要なおおよその融資額(物件価格)を知ることができます。



例えば、『年間500万円の税前キャッシュフローを得たい」という場合

500万円÷0.02=2億5,000万円 となります。


このように「目標年間(税前)キャッシュフロー÷0.02」をすることで
どのくらいの規模まで拡大すべきががおおよそわかります。

もちろん、築浅物件をご購入される方や現金を投下される方、
減価償却を活用し税還付で税引き後キャッシュフローを考えている方ですと、
キャッシュフローが変わるため上記の簡単な式には当てはまりません。


不動産投資は物件・融資条件・税金など、様々な要素が関わってくるため
個別具体的なご相談をされたい方はお気軽にお問合せ下さい。

 

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