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事例で見る「鉄道開発が与える地価への影響」
いつもご覧いただきありがとうございます。
ファミリーエージェントの平井です。
本日は、「事例で見る“鉄道開発が与える地価への影響”」と題しまして、
2005年に開業致しました、「つくばエクスプレス」を例に、
開業~の沿線地域の地価公示の推移から、
鉄道開発事業が与える地価への影響について、考察を交え記述させていただきます。
以下の表に、つくばエクスプレス沿線の主要駅付近の地価の推移を
開業した2005年から2010年までまとめさせていただきます。
表中の主要駅は、1都2県にわたっておりますが、例外なく、
開業年である2005年もしくは2006年から、駅周辺の公示地価が約3年にわたり上昇していることが分かります。
その後の公示地価は落ち着く傾向にありそうですが、開業から数年は、
少なからず、つくばエクスプレス開業の影響を受けていると考えられるでしょう。
不動産投資では、購入時より高い価格で売却できることは考えにくいですが、
上記の様な鉄道開発や都市開発により、交通の利便性や暮らしやすさといった観点から
開発エリアの価値が上昇することも考えられます。
購入においては、様々な要素が絡んでくるかと思いますが、
検討している物件のエリアにおける、今後の開発動向などに
目を向けてみることも重要ではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました。