太陽光投資をお考えの方への注意点
いつもご覧いただきましてありがとうございます。
ファミリーエージェントの堀内です。
本日は不動産投資と太陽光投資の両方をお考えの方への注意点について書かせて頂きます。
ご存知の方が大半かと思いますが、
太陽光投資は近年注目を浴びている投資であり、
その名の通り、太陽光発電により得た電力を売却し利益を得るといった投資となります。
この電気の買取単価は「電気事業者による再生可能エネルギー電気の調達に関する特別措置法」により
価格が固定されており、太陽光発電を行った時から20年間(10年間)は一定の買取単価にて買い取られるため、
発電量が一定であれば20年間一定のインカムが狙える投資です。
融資も15年~20年程度で一部の金融期間にて借入が可能であり、
利回りが高く不動産投資よりもインカムが狙えるケースもある為、
ポスト不動産投資的な立ち位置となっています。
もちろんリスクや懸念点もあり、
「太陽光設備の故障・破損」
「売電価格保証が切れた際のインカムの減少」
「上記保証の消滅による売却金額の下落」
「最終的に得られる土地が利用価値の小さい田舎の広大地」
等様々ですが、不動産投資と太陽光の両立を考えるお客様の場合、
最も注意いただきたい点は、
「一般の銀行は太陽光収入及び太陽光設備・土地資産は評価しない」
という点です。
つまり、借入及び返済額がB/S、PLを棄損させ、太陽光投資を行った後の不動産投資は
太陽光投資での借入の所為で収益不動産に対しての融資がつかないといった現象に陥りやすくなります。
一棟一棟のインカムでは、太陽光程の額は得られない事が多い不動産投資ですが、
複数棟の買い増しにより規模拡大が出来、総額として太陽光以上の利益を得られるのが不動産投資の特徴です。
太陽光投資を行う場合は、不動産投資での追加購入を検討しなくなったタイミング
もしくは、ご自身の資産状況と照らし合わせ不動産投資への支障を来さない程度の規模で行う事をお薦め致します。
本日は最後までお読みいただきありがとうございます。